研修のエキスパートが導く、内製化への道
「研修を内製化したい」とお考えの企業も増えてきているかと思います。
研修の内製化は多くのメリットがありますが、何の準備もなく突然内製化を促進しようとしても上手くはいきません。
ここでは、研修内製化の4ステップに沿って、準備すべきポイントや内製化のコツをお伝えします。
内製化にはメリット・デメリットがありますので、それを踏まえて進め方を検討してみてください。
PHASE 1
企画検討
難易度:★ ★
経営戦略に沿った人材戦略が描かれ、目的・ゴール・あるべき姿といった前提が社内でコンセンサスが取れていれば問題なく内製化可能です。
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前提の整理
◼️背景・期待されること・目的・ゴール・などの設定
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対象者の分析
◼️課題、あるべき姿などの整理
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対象者の選抜
◼️選抜方法、対象範囲の決定
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テーマ・プログラムの策定
◼️興味関心を引くテーマの選定・プログラムの構成
‖シュハリでご支援できること
コンサルティングファーム出身者が多く在籍するシュハリでは、経営戦略/人材戦略の策定から実行までご支援させていただきます。
PHASE 2
研修準備
難易度:★ ★ ★ ★ ★
コンテンツ開発は一から行うと最も負荷のかかる部分です。また自社内の知見のみで開発を行うと、偏った情報になりがちであり、注意が必要です。
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コンテンツ開発
◼️研修の内容、教材、ワークシートなど、実際に研修で使用するコンテンツを開発
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当事者意識の醸成
◼️メッセージ文、メッセージ動画(仕事との関連性の明示)
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学習意欲の喚起
◼️やり抜く自身の醸成に向けた適切な学習レベルの設定
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対象者の現状整理
◼️アセスメント、アンケート、目標設定
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事前の準備・インプット
◼️動画視聴、課題書籍の閲読
◼️例題への回答、不明点の整理
‖シュハリでご支援できること
シュハリでは、お客様の課題に合わせてコンテンツ開発を行う「カスタマイズ研修」を主軸にしていますが、汎用性の高いコンテンツは無料動画として一部公開しています。研修のサポートツールとしてご活用ください。
以下リンクよりご覧いただけます。
PHASE 3
研修実施
難易度:★ ★ ★
研修の運営にはテクニックが必要です。ちょっとした工夫でグループワークの質も圧倒的に向上しますので、是非プロの知見を取り入れてみてください。
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当日のインプット
◼️レクチャー、チェックリスト
◼️事前準備・インプットの振り返り・補足 -
能動的な学習の仕組み(アクティブラーニング)
◼️ケーススタディ
◼️現場見学・現場体験(フィールドリサーチ)
◼️職場実践・プロジェクト推進(PBL) -
効果的な内省
◼️振り返り(経験学習)
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アウトプット
◼️研修内の分析内容などの発表
◼️企画・改善策などの提案・実施報告
◼️共通言語化、ルール化
‖シュハリでご支援できること
一度プロの講師の運営方法を体感していただくと、たくさんのヒントがあるかと思います。スムーズな研修の運営のコツ動画もアップしていますので、是非ご覧ください。
PHASE 4
実施後
難易度:★ ★
研修をやって終わりではなく、しっかりと効果測定を行うことはもちろん、マナビを定着させるためには、日常的な取り組みが必要です。研修の運営側/受講者側という枠組みを超えて、一人一人が学び続ける風土作りが重要です。
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効果測定
◼️テスト、アンケート
◼️事後レポート -
学習内容の定着化
◼️フォローアップセッション
◼️上長・先輩との1on1
‖シュハリでご支援できること
シュハリでは単発の研修ではなく、プロジェクト型の伴走支援を行っています。また、マナビを定着させる経験学習サイクルについての動画もご用意していますので、是非ご覧ください。
内製化のメリット
①柔軟性とカスタマイズ性:
内製化することで、研修内容やスケジュールを自社のニーズや戦略に合わせてカスタマイズできます。特に、現場の実務を理解している担当者が研修を行うことで、より現場感のある、実務に直結するマナビを提供することが可能です。
②コストのコントロール:
自社の社員が研修を行うことで、研修登壇にかかる費用などを削減することができます。ただし、自社の社員が担当する場合、日常業務に投じる時間を研修運営に置き換えているため、一概にコスト削減とは言えないことには注意が必要です。
③ノウハウの蓄積と人材育成:
研修の一連のプロセスを社員が担うことで、そのノウハウを自社内に蓄積することができます。自社の人材戦略に合ったプログラムの策定から、受講者が積極的に参加したくなるようなコンテンツの作成、オンライン/オフラインそれぞれの場合のスムーズな運営など、実際に研修を実施してみると、多くの気づきやマナビがあります。それらを社内に蓄積できることは、長期的な人材育成の観点から大きなメリットと言えます。
内製化のデメリット
①コストと時間の増加:
研修を外部に委託する場合と比べて一見コストは安価に思われがちですが、内製化にはコンテンツ・教材の開発や講師の育成など、コストと時間がかかる場合があります。それにより、研修のスタートが予定よりも大きく遅れてしまうこともしばしばです。
②テーマの偏りや閉鎖性:
内製化された研修は、企業の内部文化や社員の知見に影響を受ける場合があります。これにより、異なる視点やアプローチが排除され、研修の多様性や柔軟性が損なわれる可能性があります。
③クオリティ管理の課題:
研修の品質管理は、外部の専門家に委託する場合よりも内製化の場合はより困難です。プロの知見やノウハウを活用しないことで、研修が意図した結果に繋がらない、また品質が一貫して維持されないといった課題が発生する可能性があります。
シュハリでは、人材育成の計画の策定からコンテンツ開発、デリバリー、その後の伴走支援まで一気通貫でマナビをサポートしています。
カスタマイズ研修だけでなく、研修内製化をご検討中の企業も、ぜひお気軽にお問い合わせください。